仏足石へのお願い

 仏足石へのお願い

 「イヤー、足が痛い」
 「それ、ご覧なさい、少しずつやればいいのに。ご飯食べたら、出て行きっぱなしなんだから」
 「でもさ、とことんお願いしてきたんだ」

 市内の神社と寺院を再撮影しています。
 最近、お寺で目ざとく目に入るのがお釈迦様の足です。
 東大和市狭山の円乗院、中庭にまつられています。

DSC_87291640[1]
「仏足石」クリックで大

 右後の説明の碑に次のように刻まれています。
 熱砂の台地を仏陀は歩かれた 八十年の御生涯をただひたすらにお歩きなされた
 その足元から仏教の花々が次々と開きその果実を今も頂くわたしたちです
 仏陀をささえつづけた御足跡に御足に手を合わせずにはおられません
                                 大僧正正存

DSC_87381400[2]
天燈鬼像 クリックで大

 そして、見事な「天燈鬼像」(てんとうきぞう)が仏足石周辺とともにこっちまでお守りして下さるかのようで、安堵します。
 毎日1万歩を確保していたのが、昨年11月、膝を怪我してから3000歩になりました。
 「どうか、5000歩まで伸ばせるようにお力添え下さい」
 と全く自分勝手なお願いをします。

DSC_9178640.jpg
三光院の仏足石 クリックで大

 清水の三光院です。門を入ると斜め前の木陰に迎えて下さいます。

DSC_91792640.jpg
クリックで大

 季節の花が優しいです。
 小枝の揺れが「ゆっくりでいいんだよ」と云ってくれているようです。

 「そんな自分勝手な事ばっかし、お願いして、いいのかしら・・・」
 「だって、早く5000歩にしたいもんな」
 「どうかご無礼をお許し下さいって、家の仏様に謝っておくわ」

DSC_9176640.jpg
クリックで大

 「近くのカルミアが、応援しますよ、て、云ってくれたよ」
 「ご平楽もここまで来るとノーベル賞もんね」

 少しずつ歩数を増やしたいです。
 膝の怪我は怖いです。半年近くになるのに、両足が揃わないでバタバタですから。

 三光院観音堂 狭山三十三観音十六番札所を書きました。

  (2018.04.29.記)

もうサクランボが

 西武拝島線玉川上水駅北にある桜が丘緑地です。

DSC_8887.jpg
(クリックで大)

 「ママー、なんかイッパイ落ちてる」
 「ダメよ、お手々ばっちくなっちゃうんだから・・・」

 「おじいちゃん、カメラ・・・」
 「スミマセン、おじゃまして・・・」

 何でも面白い時代のあどけない女の子、シベの落ちた歩道を撮していると不思議そうに近づいてきます。
 
DSC_8901.jpg
(クリックで大)

 「桜の花知ってる?」
 「うん」
 「サクランボ知ってる?」
 「ママ、ナニ・・・」

 「○○はまだ知らないね」
 「こうやって花が散ると、そのあとに実がなるんだよ。上、見てご覧」
 「ワカンナイ」

DSC_8860.jpg
(クリックで大)

 「じゃ、これ見てご覧」
 カメラの画像を見せます。

 「ナンカくっついてる」
 「これが、サクランボですか。ワタシ、始めて」
 お母さんの方が興味津々。

 「一緒にくっついてるの、シベっていうんですよ。花の後に残って、サクランボになるんです」
 「こんなところで、サクランボになってるんですか!売ってるのとは随分違いますね?」
 「おじいちゃん、食べられるの・・・?」
 姉の方が身を乗り出します。
 「どうして、おじいちゃん、こんな写真うつすの?」
 「どうしてか、好きになっちゃたんだ・・・」
 「花から実への凄い変り目ですもんね」
 と、ママ、話は尽きません。

DSC_8854.jpg
(クリックで大)

 都立南公園、変電所跡の桜に回ってみました。

DSC_8852.jpg
(クリックで大)

 まさに蘂桜(しべざくら)、その中にサクランボが育ちつつあって
 とても幸せな瞬間を味わいました。
 それにしても、今年は桜の時期が早いですね。

 円乗院6 本堂を書きました

   (2018.04.12.記)

けもの道(獣道)

DSC_84631400.jpg
(クリックで大)

 「人の歩く道ではありませんね。でも何かが通っています」
 「・・・・」
 「ケモノミチなんです」
 「エー・・・?」
 一斉に驚きの声が上がりました。
 観光ガイド養成講座(東大和市主催)、都立東大和公園の実地観察のひとときです。

DSC_8472640.jpg
(クリックで大)

 東大和市内の狭山丘陵、その小さな谷ッの一つです。
 かっては典型的な里山で「谷ッ入」(やついり)と呼ばれてきました。
 「スミマセンが、皆さんはそこでお待ち下さい」
 と言って、講師はケモノミチをよけて登り、大事そうに何かを持ってこられました。

 「中に毛が混じっています。何か小さな動物を食べたのでしょう」
 「先生、動物の糞ですね」
 「大当たり、タヌキです」
 「エー・・・!」
 みんな興奮気味です。講師は
 「いい物を二つご案内します」
 と歩き始めます。
 興味津々で後をついて林を辿りました。

DSC_8482640.jpg
(クリックで大)

DSC_8491640.jpg
(クリックで大)

 「これがタヌキの巣穴です」
 こんなところに実際に居るんだ。
 人家から数百メートル、狭山丘陵はまだまだ自然を保っていました。
 何種類かの鳥の声を聞きながら、大事にしたいと心持ちを新たにしました。

DSC_8501640.jpg
(クリックで大)

 痛めた膝が完全には回復していないので、本当に残念でしたが、勾配が緩やかなところで失礼しました。
 そのため、もう一つの方は見聞できませんでした。
 生き物たちにずっと居着いて欲しいです。ケモノミチと巣の位置は前後の画像の付近ですが一致しません。
   (2018.03.24.記)

 霊性庵の石造物を書いています。

催花雨

 「今日みたいな雨って、催花雨を使っていいのかしら・・・」
 「菜種つゆ、よりはぴったしだね」
 「東京の桜の開花宣言もされてるから、ちょっと時期ずれかな?」
 「でも、我が家の海棠にはぴったしだよ」
 「じゃー、送るわ」

DSC_8399640.jpg
(クリックで大)

 都内に住む子供達への季節の便りです。

DSC_84151500.jpg
(クリックで大)

 メールの不得意な連れ合いはもっぱら葉書です。
 そのたびに無言の圧力に押し出されて、花を撮ってくることになります。さらに
 「出来れば、お花同士が話し合っているのがいいわ」
 の念押しです。
 今回は枝のちょん切れになってしまいましたが、「催花雨」を入れたかったのでお許し下さい。
    (2018.03.20.記)

お地蔵さん、馬頭さんにぶちまけました

 「こんな馬鹿かなことがあるの・・・」
 「普通では考えられないね。まして最も厳しいはずの組織だからね」
 「忖度もここまで来ると、二倍の悪ね」
 心が寒くなります。腹が立つばかりで、こう云う時は石造物の撮影に限ると、古巣の狭山神社と円乘院方面に出かけました。

DSCN94591500.jpg
 クリックで大

 狭山三十三観音十七番札所の霊性庵では嘉永七年の双体地蔵尊が迎えてくれました。

 正面 嘉永七年甲寅年
 地蔵大菩薩
 四月十六日

 異国船渡来で大騒ぎの最中です。狭山丘陵の村々は江戸湾警護のための台場作りに、幕府の御用林から松材を伐り出して大奮闘です。
 また、少し裕福な階層では台場の新築献金で頭を悩ませていました。
 「お地蔵さん、その時も大変だったけど、今も厭なことが起きていますよ。どうしたらいいんでしょう」
 とぼやきました。

DSC_01541500.jpg
クリックで大

 文化十年(1813)年の馬頭観音は凄い顔で睨んでいました。
 「馬頭さん、その顔で、じっと睨んで居てよ。今度の改ざんは絶対許せないんだから」
 と頼みました。本当に厭な出来事ですね。

DSC_82211640.jpg
クリックで大

 帰り際、知り合いの家の前を通ったら、矢っ張り咲いていました。
 来て良かったと少し落ち着きました。

 狭山神社の歴史を書きました。
  (2018.03.14.記)
sidetitleプロフィールsidetitle

野火止用水

Author:野火止用水
 歴史大好き爺です。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleLc.ツリーカテゴリーsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR