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迷惑とボランティア

 遠くて近くの出来事です。あるお宅の近くに、市のゴミ集積所があります。
 家庭ゴミ、ペットポトルなどは有料で各戸収集ですが、缶・瓶、資源物の紙・布などは集積所に出すことになっています。
 そこに、最近、収集車が去った後、何かしら残されている事が多くなりました。近所で話題になります。どうも原因は、一人暮らしの老婦人にあるようです。

 「あんなに、身ぎれいに装ってお買い物に出掛けるのに・・・」
 「困ったわね」
 「ご主人が亡くなり、会話もないようだし、出す日や分別に戸惑っているのかしら」
 「・・・」
 「何かいい方法ないかしら」
 「もう一日、置いてみましょうよ。気が付かれるかも知れないから」

 たいてい2日くらいは、そのままになっています。
 3日もすると、行きずりの通りかかりの人が何かを置いてゆきます。
 5日ぐらいすると、いつの間にか、小さなゴミの山ができます。
 中には有料のものが混ざります。これ以上放置されたら、と、やむなくご近所で持ち帰り、処分します。

 「迷惑がわかんないのかしら」
 「どうにかしなくてはね」
 「おうちの前に戻しておこうか」
 「思い切って、注意しに行こうか。それにしても、誰が行く?」
 「行くんだったら、みんなよ」
 「そんなの、止めといた方がいいわ。ご近所なんだから。悪気じゃないし。お一人だし」
 「でも、料金が関係するでしょう。ゴミ山になったら、もっと困るし」
 思案投げ首ってところでした。
 市役所に云おう、小さな自治会を作って申し合わせたら、順番に処理したら、いろいろありました。

 やがて、ごく近いお隣同士で話がまとまりました。
 
 「いつかは、自分にも廻ってくるだろうしね。今の内、ボランティアしておいて、後で助けて貰うから」
 「そうね、あんたんちで、そうなったら、私がするから・・・」
 「どっちが先だか、わかんない、ハ、ハ、ハ・・・」

2月の梅

 ゴミ出しの日の夕刻、残っているものは、だまって、誰かが引き取ることになりました。
 今日も、若い人も振り向くような帽子を斜めにかぶって、老婦人は出掛けます。

 「お元気でいいですね」
 「・・・」

 かっては、ご夫婦で、お茶に出掛けた小径です。
 わずかな微笑み返しに、そうだ、忘れないうちにと、連れ合いは、収集車が置いていった袋の張り紙を剥がします。「出す日が違います」と印刷されていて、私もこうなるのかなと、つぶやきの中から聞いた話です。(2015.02.26.記)


雹(ひょう)の話

 何となく天候異変が気になります。何億年かの周期で起こる地球の宿命か?そんなことはない、お前様たち人類が原因なのさ、と云われているようで気詰まりです。案外、当たっているのかも知れません。

 それはともかく、まあ、聞いて下さい。東大和市に、村山貯水池が出来たことによって、雹が降らなくなったとの言い伝えがありますから。

 「この辺は雹の多かった所のようです。雹が降れば作物が被害を受けます。農家にとっては大変なことですから降らないように代表が榛名(はるな)神社までお参りに行きました。

 雹は榛名や戸隠(とがくし)の方から来るといわれ、空が急に暗くなると降ります。地域的に集中して降ったようです。

 明治の終り頃、二十センチメートル位つもる程降ったことがありました。畑で大きな雹に降られ、頭をかくすためにこやし桶(おけ)をかぶった事もあったそうです。麦はとび散って全滅です。土も冷えてさつま芋の苗を植えても葉が赤くならず、芋も太りませんでした。草屋根のくさった所に雹が当り、穴があいて雨もりするようになってもふく草もとれず、屋根にむしろなどをかけてしのいだ事もありました。

 雹災資金を借りたのもその時です。何人か連帯でお金を借り、何年かかかって返しましたが一人が返せないと皆で払わなければならず、年限が来ても返すのは大変なことでした。

 昭和になってからも奈良橋辺で沢山降り、麦がちぎれた事がありました。いつも麦やさつま芋が被害を受け、たたかれた青葉が窪(くぼ)にたまりくさくて気持の悪い臭いの中で、子供は長靴をはいて歩き廻りました。雹荒れといいました。

 いろいろ雹には悩まされましたが、貯水池が出来て水がたまると気流の関係でしょうか降らなくなったそうです。(東大和のよもやまばなしp55~56 一部省略)

戸隠講石碑

 東大和市内では、農業神の信仰が厚かったこともあり、各地域に榛名講、戸隠講が結ばれていました。その名残は豊鹿島神社の奥に大きな石碑となってまつられています。芋窪地域の戸隠講中によるもので、昭和7年(1932)4月、143名の名が刻まれています。

芋窪戸隠講
2007年(平成19年)3月9日の講の様子

 講は昭和にほとんどなくなりました。代表者が直接、榛名神社、戸隠神社にお参りする代参講と地元に神主さんをお呼びする日待講がありますが、東大和市内では、日待講が多かったようです。
 平成19年、芋窪地域で、戸隠神社から神主さんが招かれ、豊鹿島神社の社務所に祭壇をもうけて日待講が執り行われました。祈願の後、それぞれがお札を頂いて各家におまつりしました。これが最後になるかも知れません。(2015.02.18.記)

ママ・マルシェ@東大和

・地域は動いている
・住民による地域の活性化は現実になろうとしている
 との実感の報告です。

 「ママはわかるけど、マルシェって何?」
 「御免なさい。最初にお話しすべきでした。お店って、フランス語です。」
 
 市の中央公民館と共催で
・現在、5人のママが中核となって、てづくり市、ワークショップを開いたら、1000人の方々が来場したという事業の報告
・関係機関との微妙な調整の苦労話
・いろいろ知恵をお貸し下さいという、これからの展開のための働きかけ
 
 2015年2月14日(土)、東大和市の上北台公民館で行われた
 市民企画 地域課題講座「東大和、みーつけた」(第3回)の一コマです。

 地方の時代と云いながら、なかなか自立できない。
 地域・コミュニティの活性化が叫ばれながら、その実が上がらない。
 課題のコミュニティ・ビジネスはまだ、まだ未知数。
 そんな嘆き節はサヨナラのようです。

マママルシェ東大和
当日配布された資料の一部(クリックで大)

 3回の実績ですが、若いママたちの弱音を吐かない仕事ぶりが地域を動かそうとしています。
 「人、物、知識、情報、やさしさ・・・みんなで持ち寄り、分け合えば、素敵なことができるもんだよ♪
 やりたいことは何?? 口に出してみよう! きっと何かが変わるよ。さぁ、あなたも一緒に!」

 第2回目の事業の呼びかけです。
 内容は、くどくど云うよりも、直接

 ブログ ママ・マルシェ@東大和
 フエイスブック ママ・マルシェ東大和

 を開いてみて下さい。そこに、目指す理念と実際の活動の姿が描かれています。
 これから困難の道が続くと思います。講座を聴いた一人として、この活動が着実に定着し、実を上げるように願い、心から拍手をおくる次第です。(2015.02.14.記)
  

加湿器

 夜中に、何か変で、目を覚ますことが続きました。多分、頭に引っかかっていることでしょう、次々と浮かんできます。外に出し忘れたシクラメン、高木と奈良橋村の入り込みと年貢負担、買い忘れたヨーグルト、芋窪礫層の年代、母の23回忌・・・関連もなく続いて閉口しました。

 気がついてみると口の中がカラカラです。仕方がないので、寒い中、水を飲みに行きます。
 「いよいよ、病気かな?」
 連れ合いに話すと、
 「そうだ、今年は加湿器をつけていなかった。今晩からつけなくちゃ・・・」
 ということで、物置から取り出して

加湿器

 「加湿、喉、4時間」
とタイマーをかけて、翌朝

 「夕べは起きなかったぞ」
 「歳だから、いよいよ機械のお助けが必要ね・・・」

 他愛もないけど、それ相応の手段が入り用となったようです。
 それからはウオークが足りなかった時を除いてぐっすりで、加湿器大明神様とお願いしながらタイマーをかけています。
(2015.02.12.記)
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野火止用水

Author:野火止用水
 歴史大好き爺です。

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