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空堀川の旧河川敷と遺跡

 2016年正月、今年は東大和市内のまちかどを記録しようと、空堀川から始めました。
 武蔵村山市境の「新砂の橋」から下りました。ずっと下って「新丸山橋」で、新年会に集まるという小学校時代の同級生達に出会いました。

  「随分と、改修が進んだな」
  「うん、当面の溢れの心配はおさまったかな? 臭みがなくなったのが何よりよ」
  「小魚が増えてよ、サギやカワセミが居着いたって、カメラマンが大勢来てるな」
  「そんで、古い川はどうなんだや? 埋めちまうのかな?」
  「このまんまで、どぶ川になんのかや?」
  「それよか、おめえは、ここいらに、2万年ぐれい前だっけ、遺跡があるって云ってたけんど、どうなんだ?」

空堀川旧河川敷周辺遺跡
(クリックで大)
空堀川周辺の旧石器時代遺跡

 一斉に聞かれます。旧河川が息絶え絶えに寸断されているのには参りました。しかし、幸いなことに、旧石器時代(2万年~1万5千年前)の遺跡が包含されている地域はわずかに残されています。

空堀川旧河川敷
(クリックで大)
残された空堀川旧河川敷

 土器を持たないこの時代の人々は空堀川の縁でキャンプをしたのでした。丸山遺跡、丸山二の橋遺跡、街道内遺跡と東大和市ではこの時代の貴重な遺跡が並んでいます。

街道内遺跡出土石核
(クリックで大)
街道内遺跡から発見された石核(石器を作ったもとの石)

  「どうにかギリギリに残されてんだ。だけんど、これからが心配だ。
  おめえら、近くに住んでんだから、何かあったらすぐ教えろな」
  「わかった」「わかったよ」

 と約束してくれて、別れました。旧河川敷は一部を除いて暗渠になり、周辺は緑道になる方向が示されています。
 是非、遺跡部分はきちんと処理をして、残して貰いたいと強力な願いに駆られます。
 (2016.01.18.記)
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野火止用水

Author:野火止用水
 歴史大好き爺です。

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